2002.05.10

新型iMac、メモリ珍道中.....
買ったり売ったり、大変苦労しました


とにかくメモリをいっぱい食うAdobe GoLive5.0。
Photoshopと同時に立ち上げてしまったら、こりゃもうマジにマシンがパニクってしまいます。
なんたって、新型iMacは標準メモリ(256MB)のままですし、もう一台のメインマシンであるG3/DTは、不規則に増設して、ようやく224MB(32+64+128)という有様です。
職場で使っているG4が、メモリを1GB(256×4)積んでいるのに比べたら、その作業効率の違いは一目瞭然です。
と言っても、仕事と趣味とでは作業内容がまったく違いますので、一概に比較してはいけません。
でもね、せめてGoLiveとPhotoshopくらいは同時に立ち上げたいものです。

そこで私は、メインショップであるYahoo! オークションに出かけて、安いメモリを物色いたしました。

まずはG3/DT。
メルコの128MBのメモリが、送料込みで3,800円(新品未開封・即決)で出品されていましたので、迷うことなく落札しました。
市場の平均価格が4,000〜5,000円くらいですから、送料や振込料金も考えたら、多少なりともお得です。
もう少しお金があれば、256MBが欲しかったのですが、なにせビンボーなので、128MBで当座を凌ぐことにしました。
G3/DTは、これで合計320MB(64+128+128)になります。メモリの割り当てさえ微調整すれば、GoLiveとPhotoshopを同時に立ち上げても、ストレスはそれほど感じられないはずです。

さて、お次は新型iMac。
「新iMac用・256MBメモリ」というタイトルに惹かれて、商品の紹介ページを見てみたところ、そこにあったのは、新型iMacから抜いたという「168pinのSD-DIMM」でした。
256MBのメモリを増設すれば、合計512MB。
パーソナルで使うには、十分なスペックです。
上限をダメもとで、6,600円に設定して入札したら、6,500円で落札することができました。送料と振込料金を加えても7,300円です。
市場価格が8,000〜10,000円くらいするのに、なんてラッキーなのでしょう。

ところが、入札した時には気が舞い上がっていてすっかり忘れていたのですが、新型iMacのメモリスロットに増設できるのは、iBookやPowerBookなどのノート用と同じ「144pinのSO-DIMM」だったのでございます。
あちゃ〜。
こりゃ失敗しちゃったですよ。

でも、悪いのは私です。出品者の方にはいっさい責任はありません。
で、届いたメモリをどう処分したらよいか、一生懸命考えました。
G3/DTに増設することは、たぶん相性の関係でできないでしょう。
そこで、以前このコーナーにも登場したことがあるDr.Mac氏に、なんとかお願いして、6,800円で買ってもらうことにしました。
えへ、6,500円で落札したのに300円得しちゃった。
でも……、7,300円出費したので、800円損しちゃった…………。
ま、いいか。800円は勉強代さ。

ってなことを、職場の社長にヘラヘラ笑いながら話したら、
「Dr.Macさんに売るくらいなら、会社で引き取ろう。7,000円でどうだ。愛社精神を発揮しろ!!」
と、顔を紅潮させながら迫られてしまいました。
で、つい、
「わかりやした」
って言っちゃった。

結局Dr.Mac氏には丁寧に陳謝して、会社に7,000円で引き取っていただきました。
紆余曲折したこのメモリ、今では職場のG4で元気よく動いております。

それにしても、なんで新型iMacは、標準メモリと増設メモリのタイプを変えているのでしょうか。やはりあの半球型の筐体を維持するためでしょうけど……、それにしてもホント、ややこしかったっす。
よく理解していなかった私が一番悪いんでしょうけどね。

懲りない私は、なんとか7,000円で買える256MBの「144pinのSO-DIMM」はないものか、今日も一生懸命探しています。

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