2002.01.24

続・USB接続HDの恐るべき悲劇.....
なんと恐れていたことが……


Yahoo! オークションで落札したノートパソコン用の2.5インチHDドライブ。
そのドライブを、USB接続のハードディスクアダプタに装着して使おうとしたのですが、結局エラーの嵐で、どうにもなりそうもない……、といった顛末を、前回ご紹介しました。

とりあえずその日は、繰り返されるエラーに悩みながらも、渋々電源を落としました。
そして翌日、恐る恐る立ち上げてみると、案の定こんなメッセージが。



ちゃんと前日初期化して、それでも認識だけはしていたはずなのに、どうしたのでしょう。

実は前回、ノートン先生に検証してもらう際、「媒体の検査」をスキップしていました。
「媒体の検査」でエラーが出るということは、ディスク自体が破損している可能性がありますので、私は極力チェックを避けていました。
っていうか、できることならチェックだけはしたくなかった、というのがホンネです。
私って、見かけ通りの臆病者ですからね。
しかし、このような状態が現実としてある以上、禁断の「媒体の検査」をせざるおえません。

でも、「媒体の検査」ってかなり時間がかかります。それもUSB接続ならなおさらです。
自宅でのんびり検証をするのもいいのですが、とりあえず結果を急いだ私は、勤務先のG4マシンが一台、その日は使う予定がなかったことを思い出しました。
そこで、ディスクをケースごと持ち込んで、仕事をしながらのんびり検証してみることにしたのです。

すると予想通り(?)、再び初期化を促すメッセージが出てしまいました。
慌てず騒がず初期化して(もうすっかり慣れてしまいましたよ)、いざ「媒体の検査」を始めたら、遅々として進まない。
結局検証に要した時間は、約三時間。
ああ、ようやく終わったですよ。って、安心している間もなく、恐れていたメッセージが現れました。



ああ、これでございますよ、すべての原因は。
不良ブロックが存在する以上、そこにアクセスしたらエラーが生じるわけです。
これではいくらカタログBツリーや、ディレクトリブロックを修復しても、エラーは繰り返されでしまうでしょう。
でも、この問題、解決することができるのでしょうか?
透かさず「修復」ボタンを押して、結果を待ちました。
すると、



不良ブロックを残しながらも、一応問題は解決されたみたいです。

そのあとSpeedDiskで空き容量の断片化を調べてみたところ、問題のセクタの数だけ断片化が残りました。
残っているということは、いいことなのでしょうかねぇ?
とにかく万年ビギナーの私としては、よくわかりません。

このHDドライブを出品していた人は、「不良セクタはありません」って言っていたのに、どうしようかぁ。
とりあえず、出品者の人に連絡だけは入れたいと思っています。
でも、「媒体の検査」でエラーを修復したら、なんとなくHDドライブの調子がよくなったみたいだし………。
かといって、大切なデータをバックアップとして残すには、不安も残るし。
このエピソード、出品者の人からの返答が届き次第、またご報告させていただきますね。
どうなることやら。

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