2002.01.07

恐怖の自動起動事件.....
原因究明に四苦八苦


それは2002年1月3日の出来事でした。
その日は、昼間から酒をかっくらっていて、こたつの中でうとうとしていました。
すると突然、ジャ〜ンという聞き慣れたサウンドが……。
なんと、iMacが勝手に起動していたのです。
午後5時25分の出来事でした。
「省エネルギー設定」で、システム起動設定もしていないのに、なぜかなぁ……って、その時は酔っ払いの余韻も手伝って、さほど気にしていませんでした。

ところが、同じ日の午後9時55分、再びジャ〜ンという聞き慣れたサウンドが……。
先ほどと同じように、iMacが勝手に起動したではありませんか。
これにはいくら温厚な私も、平然とはしていられません。

で、最初に疑ったのが、ウイルスの存在です。
決まった時刻になると、勝手にシステムを起動させるウイルスは、今までにいくつも確認されています。
ああ、知らないうちに新種のウイルスが侵入したのかなぁ、って、マジに心配した私は、速攻でNorton AntiVirusをLiveUpdateしました。
そして、更新が終わると即チェック。ああ、すっごく時間がかかってしまいましたですよ。
でも、「問題ありません」。

そこでそのままgooで、Macのウイルス情報を扱っているサイトを検索して確認しましたが、それらしきウイルスの存在は報告されていません。

ADSLモデムの電源が入れっぱなしだったので、もしかしたら優秀なハッカーくんが、私のIPアドレスをハックして遠隔操作しているかも知れません。
まさかね。
いくらなんでも、そんなことができるわけないでしょう。

で、しばらく悩んでいた私の目に入ったのが、先日購入したセルフパワーのUSBハブ。こいつの存在が、妙に怪しい。
その日は酔っ払っていて眠かったので、翌日、早速gooで検索してみたら、まさに原因は「USBハブ」でした。
その後調べたAppleのWebにも、「USBハブ」が原因である旨が、しっかりFQAされていました。それも、2000年8月のサポート記事として。(今さら悩んでいるのがマジで恥ずかしいっすね)

でも、その記事のほとんどが「システム終了しても終了せずに、すぐに再起動してしまう」原因は、「USBハブ」にある、というもの(つまりセルフパワーの「USBハブ」が、iMacのシステムが終了した瞬間、無理やりiMacに電源を供給しようとしたためマシンが再起動してしまう、ということかと思われます。あ、これは見解であり、確信ではありません)で、何も操作していないのに勝手にマシンが起動するという現象については、どこのサイトも、ひとことも触れていないのですねぇー、これが。

では、なぜiMacが勝手に起動してしまったのでしょうか?

その原因をお話する前に、今の状況をまとめてみました。(知ってる人は、ここで読むのをやめていただけると幸いでございます)

●(MOドライブなど)接続機器の電源をオンにしたままUSBハブの電源を入れると、なぜかiMacが勝手に起動してしまう。

●接続機器の電源を入れたまま、iMacをシステム終了させるとすぐに再起動してしまう。

●接続機器の電源はオフ、USBハブの電源はオンにしたままiMacをシステム終了させると、なぜかパワーランゲージがオレンジ色になり、仮想スリープ状態になってしまう。

以上、三つの状況が判明しました。

つまり、私のiMacが勝手に起動したのは、三番目の状況が原因だったのではなかろうかと推測されます。
仮想スリープ状態に陥っていたiMacに、何らかの電圧(トイレの照明スイッチを入れたとか)がUSBハブを通して送られ、勝手に起動してしまった、と、思っています。
っていうか、それ以外考えられないのでございます。

今では哀しいことに、iMacをシステム終了させた瞬間、USBハブのアップストリームポートの接続をはずして、無事終了させているという次第です。
でも、ホントにそれが原因でいいのでしょうか?
我ながら納得がいかない今日この頃でございます。
ああ、トホホ。

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