2001.03.08

顔がない.....
仕事仲間のMacにとんでもない現象


前回のこのコーナーで予告した「CD/RWをオークションで売却」したことを書こうと思ったのですが、それよりも面白い現象に遭遇しました。
最近驚いたのは、新型iMacのなんとも言えないペイントですが、それよりも驚いてしまった珍現象です。

仕事仲間として親しいHさんは、私の住む町から高速で1時間30分以上かかるところに住んでいますが、先日、
「どうやってもMacが起動しないんだよ。起動させるとフロッピーが点滅するだけで、その先が見えないんだぁ〜」
って、叫びながら電話をくれました。
残念ながらHさんは超初心者のため、私が「初期化」に関するアドバイスをしても、「わっかんなぁ〜い」の一点張り。
結局、わざわざMac本体を、遠路はるばる持って来ました。
ついでにディスプレイ、プリンタ、スキャナ、MOドライブなど、すべての機器を一緒に持って来て、
「全部動くようにしてちょーだい」
って、すがる思いだったのでしょうか。

取りあえずすべての機器を接続してMacを起動したら、Hさんの言う通り、空しくフロッピーが点滅するばかり。起動ディスクを一生懸命探しているMacを見たら、なんとかしてやりたい衝動に駆られましたね。
で、困った時のノートン頼み。
ノートン先生のCDから起動して、調べてもらったら、もう恐れ入るくらいの「重度のエラー」のオンパレード。
「軽度のエラー」は、その三倍くらいありました。
中でも注目したのは、私のMac人生で初めて見るエラーメッセージです。
詳細は忘れてしまったのですが、
『起動させるための顔がありません』
というもの。
つまり、Macが立ち上がる時に微笑む「ハッピーマック」が壊れていたのです。
「ハッピーマック」が見つからなかったら、その先は到底未知の世界です。

HさんのMacが迷走したのは、たぶんそれが原因でしょう。
ノートン先生は、いとも簡単に「ハッピーマック」を修復してくれました。
お陰でHさんのMacも、今のところ順調に稼働しているみたいです。
それにしても「顔がない」とは………。そんなエラーも存在するなんて、改めてMacの深さを知りました。

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