2000.11.13

マウスだけで文字入力.....
息子たちから尊敬の眼差し?


ちょっと前の出来事です。

私の自宅の近くにある某コミュニティ・スペースには、iMacが3台置いてあって、無料で、自由にインターネットを楽しむことができます。
休みの日、息子たちといっしょに出かけて、自分のホームページを見たり、その他のアニメ系のサイトでも見ようかな〜、って思いました。
テレホタイムになれば自宅でもつなぎ放題で楽しめるのですが、息子たちが起きている時間帯は、なかなかいっしょにインターネットを見ることができない……、っていうか、やっぱ電話料金が気になって、どうしても接続時間を気にしてしまいます。(プロバイダはつなぎ放題なのですが)
っというワケで、そこへ行って、タダでネット三昧をもくろんだのですが…………。

3台あるiMacのうち、2台はすでに利用者がいて、そのまわりで待っている人たちもチラホラいました。
ところが、もう1台のiMacにはだれも付いていなくて、ガラ〜ンとしているではありませんか。
「ラッキー」ってな感じで、すかさず息子たちと席について、次の瞬間、あ然としちゃいました。
なんと、「キーボードが壊れているため、マウスのみでご利用ください」ってな主旨の張り紙が貼ってありました。
通りでだれもいないワケです。
画面には、このコミュニティ・スペースを運営している会社のトップページが表示されていました。
通常なら、ブラウザの「お気に入り」にYahoo! JAPANやgooなどが登録されているはずなのに、何も登録されていません。
キーボードもないので、当然アドレスを入力することもできません。

で、普通ならそこで諦めて、渋々帰ってしまうか、残りの2台が空くのをひたすら待ち続けたことでしょう。
ところが、そこはMac歴ウン年の私のこと。ちゃんとYahoo! JAPANに辿り着くことができ、検索によって、私のホムペや他のサイトを楽しむことができました。

Macのミドル・ユーザーなら、もうお判りですね。
その通り、アップルメニューの「キー配列」をマウスで呼び出したのです。
メニューバーの日本語入力を「U.S.」に切り替え、マウスでキーをクリックして、



上図のように、覚えていたYahoo! JAPANのアドレスを打ち込みました。
入力した文字を、マウスをスライドさせて選択し、あとはメニューバーの「編集」→「コピー」。
それをブラウザのアドレス入力欄に「編集」→「ペースト」して、「移動」ボタンをクリックするだけです。
キーボードがなくても、ちゃんと目的のサイトまでアクセスできました。

日本語入力の場合も、先ほどと同じように入力して「キー配列」のスペースバーを押せば、漢字に変換されるので、それをコピーして、Yahoo! JAPANの検索欄にペーストするだけです。
私のサイトも、そうやって検索にかけました。

ところで、どうして私のホームページへ直接飛ばないで、わざわざYahoo!経由にしたのか?
答えはカンタンです。
「キー配列」をマウスだけで入力する場合、哀しいことに、私のアドレスにある「~(チルド)」を表示できないのです。
それであえてYahoo! JAPANから検索したワケです。

その一部始終を見ていた息子たち、思わず「すごいね、おとうさん!!」って、なんか感動してくれました。
Macをお使いのお父さん、キーボードをわざとはずして、本体に直接マウスを接続したまま、「さぁ、どうやって文字を打とうかなぁ〜」って、思わせぶりに「キー配列」を使ったら、もしかしたらお子さんの尊敬の眼差しを受けるかも知れませんよ。

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