2000.10.30

中古のG3/DT 233を買っちゃった.....
あらゆる条件を考慮した、つもりです


私と長年苦楽を共にしたPowerMac 8100/80AV、未だ現役として、ヒーコラヒーコラがんばってくれていたのですが、そろそろ引退していただこうかなぁ〜って、思いました。
職場ではG4/500を使っていて、自宅ではもっぱらiMac/233でホームページなどの作業をしていますので、時々プリントアウトなどで8100/80を起動させると、その遅さは「ウサギとカメ」のようなものです。
一時は、8100/80AVのG3化も考えたのですが、アップグレードカードとAV用のカードアダプタを購入すると、最低の250MHzで、36000円かかります。
さらに、実際8100をG3化した知人によると、MacOS 9をインストールした際、かなり動作が不安定になるらしいのです。
そこで、最近ハマっているYahoo! オークションで、8100/80に代わるマシンを探し回りました。

私が目を付けたのは、第二世代のPowerMac 7600シリーズ。
375MHzのG3カードが、約20000円で手に入りますので、30000円程度で落札できれば、50000円でG3マシンが実現するわけです。
約2週間に渡り、7600/200を中心に入札を繰り返しましたが、すべて40000円以上の価格で、他の人に落札されてしまいました。(7600/132もあったのですが、内蔵HDが1.2GBという点に躊躇しました)
メモリも最低96MBは欲しいし、そんなこんなで、すっかりオークションは完敗でしたね。

オークションで血眼になるよりも、こうなったらいっそのこと、Mac専門店で中古の7600/200を探した方がいい………、そんな想いが固まって、ついに10月30日、ソフマップ新潟店へ行って来ました。

ソフマップの中古コーナー、7600/200は置いてありませんでした。かわりに7600/132が29800円で売っていたのですが、やはり内蔵HDが1.2GBという点に躊躇してしまいました。
次に注目したのが、8600/250。70000円くらいで売っていたのですが、メモリが32MB。増設すればなんとかなるかなぁ〜、って、ショップ内で確認したら、64MBのDIMMがなんと28800円……。ああ、いつのまにこんなに高くなってしまったのでしょうか。

次に注目したのが、今回購入したG3/DT 233と、青白G3/300。
G3/233 DTは、メモリ64MBで71500円、青白G3/300は、メモリ32MBで89000円でした。
その時私の心は、多少値が張っても、この際青白G3を購入しようと動いていました。
その理由は、G3/DT 233の内蔵HD、かなり問題が多いらしいのです。
私の友人のOさんも同じG3/DT 233を愛用しているのですが、内蔵HDがぶっ飛んでしまい、今では外付けHDから渋々起動しています。仲のいい印刷会社の社長さんからも、そんな話を聞きました。(運がいい場合、クラッシュしないらしいけど)

でも今回の商品、ちゃんと内蔵HDが完動しているみたいですし、それにも増して、今まで8100に接続していたMOドライブや外付けHDがSCSIだということを考えたら、やはりUSBの青白G3よりもG3/DT 233に軍配が上がりますね。
その上、この春にアップグレードしたばかり(?)のエプソンのプリンタは、USBではなくシリアルポートですし……。
さらにさらに、G3/DT 233には、MacOS Xの正式サポートも決まっています。
無理して7600や8600にG3やG4カードを入れて、MacOS Xを楽しめない悔しさを味わうくらいなら、SCSIの件も考慮して、こりゃもうG3/DT 233に決まりでしょう。
SDRAMのDIMMも、64MBで12800円。つい半年前に比べると、かなり高いですが、前出した7600、8600用のDIMMの半額以下です。
思わず買っちゃいました。

その日、ソフマップの店頭でMacOS Xのデモンストレーションをやっていたので、触ってきました。
デザインといい操作性といい、こりゃもう素晴らしいのひとことです。
我が家のマシンが二台ともMacOS Xの恩恵を受けられることになり、なんとなく嬉しくなっちゃいました。単純ですかねぇ。

追記
今回購入したG3/DT 233、後期モデルのため、内蔵ハードディスクがSCSIではなく、ATAPIで接続されていることが判りました。
よって、クラッシュの心配はとりあえず回避された、と思います。

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