1999.02.20

それはそれは昔のお話.....
iMacからのMacユーザーには信じられない時代


息子たちと部屋を共有することになり、乱雑だった部屋を掃除していたら、なんと私が初めて買ったMac専門誌「Mac Fan」1994年12月号が見つかりました。
私がMacユーザーになる5ヵ月前に買った、記念すべき雑誌です。

パラパラめくってみると、ColorClassicIIが新発売、スカリー氏がアップル社の会長を辞任、MacintoshTVがアメリカで発売…などの記事があり、また当時のアップル社のキャッチフレーズは「人生と、関係したい。」でした。

それにしても驚いたのが、Macや周辺機器の価格。
今にして思うと、私もこんな時代によく生きていたものです。
私の愛機・8100/80AVの前身、Quadra840AVがなんと定価958,000円。
私が昨年、中古30,000円で買ったPowerBook145Bが、これまたなんと定価248,000円!!

その他にも、TEACの外付ハードディスク1.3GBが398,000円。128MBのMOドライブが198,000円。
ナナオの17インチディスプレイが定価398,000円。
さらに某メーカーのCD-ROMライターは、驚きの998,000円!!!!!!
ソニーの128MB・MOディスクは、1枚で5,480円。
そして、気になるメモリは、32MBで244,000円………。ハァ〜………。

新型iMacの定価158,000円で買えるのは、ColorClassicII<CPU33MHz/メモリ4MB/HDD160MB…特価148,000円>くらいですね。
モニタも10インチですよ。

こんな時代にせっせとお金を投じたMacユーザーがいるからこそ、今のiMacや新型G3があるわけです。
そんな古くからのMacユーザーに、大いなる感謝と合掌をしましょう。
ちなみに私がMac関係(ソフトウエアも含む)に投じた資金は、4年9ヵ月で、累計2,200,000円であります。小物も含めると、もっとある。

さて、最後に当時の「Mac Fan」誌の読者のコーナーに掲載されていた、東京都・伊藤さんの投稿文を謹んでご紹介いたします。
「どんどん出る新型Mac。高パフォーマンス化と低コスト化が進んでいく。だからってグチるのはやめよう。もう聞きあきた。時代の必然なんだから。みんながMac買ったから、ここまでMacも安くできるんだよね」
あぁ、5年前からすでに悩んでいた御仁がおられたわけですね。

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