2002.07.19

「不幸っぽい」出来事-その1-.....
「iTool」突然の有料化


世の中、不思議なモノで、「不幸っぽい」出来事って、けっこう続いて起こるものです………。しみじみ………。
そう言えば、新型iMacに17インチ・ワイドスクリーン・エディションが追加されましたねぇ。もう少し待っていればよかったかなぁ。
あ、これはちょっぴり「ショックっぽい」出来事ではありましたが、これを「不幸っぽい」と呼ぶには、まだまだ無理があるでしょう………。
eMacの一般販売に比べたら、ショックもかわいいものです。しみじみ…………。

さて、真の「不幸っぽい」出来事が産声を上げたのは、2002年7月17日でございました。
いつものように、Appleの「iTools」を利用して、ホームページの画像をアップロードしようとしたら、「ただ今ご利用できません」というメッセージが、ボクちんのハートを直撃さ、ってな感じで、囁きかけてくれまちた。
ハートを直撃されたボクちんは、「ご利用できない」理由を探して、Appleのサイト内をオロオロ彷徨いまちた。
一生懸命彷徨ったあげく、やっとのことサポートページで、「ただ今メンテナンス中のため、復旧は7月18日の午前1時うんぬん………」というアナウンスを見つけましたですよ。
そうか、メンテ中かぁ〜。
も・もしかしたら、不穏なウイルスめいたものが、Appleのサーバに入り込んだのかも知れないぞ。こりゃマズいことです。

………って、翌日、復旧されたばかりの「iTools」を覗いてみたら、なんとビックラ、サイト名も「.mac」になっていて、大幅にリニューアルされておるではございませんか!!
その上ビックラ!!!!
今まで無料だったサービスが、有料になっておるではございませんか!!!!!!
今後75日間(新規契約者は60日間)以内にサーバスペースを購入しないと、今までアップしているデータが、すべて消されてしまうとのこと。
なんとも突然で、ビックリしました。(もしかしたら、事前にアナウンスされていたのかも知れませんが、とにかく私は知らなかった)

ああ、タダほど高いものはない、まさにその典型となってしまいました。
結局、100MBのサーバ容量やAnti-Virusソフトやらを含めて、(破格の)49.99USドルで、サーバを購入しなくてはいけないみたいです。
すでにサーバを10MBほど使っていますので、ファイルの移行や、新しいサーバを探したりするのが面倒になってしまった私は、思わずサインアップしてしまいました。

すると、透かさずアカウント情報が返って来ましたですよ。

購入契約の更新期日:2003年7月17日。

あれ?
購入猶予期間である75日間は、含まれていないんでしょうか?

ああ、含まれていないんですねぇ。

ニッポンのサーバは、試用期間(この場合75日間)を正式契約の日数にカウントしないところがけっこうあったりしますよね。
つまり、試用期間を過ぎた日から、正式に一年間という契約がスタートするものだと、勝手に信じておりました。

ですから、私の計算だと、
購入契約の更新期日は、2003年10月1日
のはずだったのですが、実際は
購入契約の更新期日:2003年7月17日

ああ、失敗しましたですよ。
Appleに「ニッポン的温情」は通用しませんでした。
だったら、試用期間が過ぎる一日前に契約すればよかった。
ああ、73日間、損しちゃったよ。

今現在「iTools」を利用している方々は、どうかご注意ください。
それにしても、実際100MBも使わないんだよなぁ〜。

というわけで、「不幸っぽい」出来事その1でした。
次回はその2として、7月18日から19日にかけて発生した、プロバイダの通信障害の理不尽についてお伝えいたします。
ホント、私的理不尽の神髄でございます。

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