記事4925で、レコードプレーヤーDual_701の回転速度故障のことを書きました。それで、Technics SL-1500Cを購入した記事も書きました。 回転速度制御は、45回転のときはできますが、33回転の時ができません。このプレーヤーは、けっこうアナログな機械なので探ってみました。回転数調整は、2つの可変抵抗でしています。一つは基準設定用、一つはピッチコントロール用です。33回転用の可変抵抗2つのうちピッチコントロール用の抵抗が抵抗値過多となっていました。この可変抵抗は、33/45の切り換えスイッチと合わせて作られていて、オリジナルの入手はできそうにありません。 そこで可変抵抗部分にこの可変抵抗と同じ100Ωの可変抵抗を入れてみました。回転速度制御がきくようになりました。交流50Hzで正しくなるように調整して蓋を閉めました。オリジナルのダイヤルノブを使ったピッチコントロールはできませんが、正しい回転となるだけでレコード再生には十分です。45回転は使うことがないので、そちらの可変抵抗と入れ換えるという手も使えそうです。
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