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薄型平面バッフルスピーカーの応用編

富山の川上です。
薄型平面バッフルスピーカーの応用編です。

先ず、「バッフル板」「裏板」「両サイド板」「上下板」はSSC塗装がされています。
「両サイド板」と「上下板」にはSSC塗装の上にアクリル塗装がされています。
アクリル塗装は1回塗りです。
誰でも簡単にできます。日曜大工レベルより簡単だと思います。
肝心の音質は?
SSC塗装だけのスピーカーと比較すると、今回のスピーカーはマイルドとしか言いようが有りません。
SSC塗装をすると、「低域の量感」「高域の繊細感」「音の輪郭」「明瞭度」が上がり、その上に「ハイスピードな反応の早さ」等で、従来のスピーカーの概念を大きく変えました。
私としては、「より高級感を出したいため」にアクリル塗装をSSCの上に塗ったのでしたが........このマイルド感は何なんだ?
しばし聞き入ってしまいました。
SSC塗装の迫り来るダイナミック感を損なわないで、シットリ感がまとわりつくような感覚です。
「じっくり音楽を味わいたい。」と思っていらっしゃる方には一聴の価値があります。
とかくマイルド感は音の輪郭が甘い印象がありますが、SSCは音の甘さを許しません。それなのにマイルドでシットリ。
私の耳がどうなったのか?
ハセヒロさんにはオプションでカット板を用意して頂こうと思っています。
丈夫で密着度を上げるため、ほぞ組み等が必要です。バッフル板の取る付けにも工夫をします。
下塗りのSSC塗装とアクリル塗装は、自らが日曜大工で行います。
塗装方法は、私が伝授します。
因みに写真のユニットはPE−16です。
音に対して評価しない女房が、このスピーカーに聞き惚れて、自分のCDを掛け続けています。
小田和正やら東儀秀樹やら....
皆様是非チャレンジして下さい。
SSC塗料の川上より

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MM131SSへのSSC塗装の報告等

久しぶりの川上です。
今回は MM131SSへのSSC塗装の報告等です。
皆様ご存知のようにこのスピーカー従来のMMシリーズと違いバッフル板が本体と一体化しているのが特長ですが、その為MD板の切断面の柔らかい部分にユニットを取り付けるようになっていますし、とにかくこのエンクロージャーは切断面の占める部分が多く塗料がどんどん吸い込まれるタイプです。
果たしてSSC塗料が有効なのだろうか?????と、いささか疑問を持ちながらの塗装作業でした。
面積計算などをして、それぞれの面の塗装量を細かく設定して、1回塗りで終了するよう計画。
この前提はMM131SSを購入された方が自ら塗装をする事を想定しているためです。
(最後に各面の塗装量を発表致します。)
さて塗料は自然に吸い込まれていきますので、作業は至って簡単。刷毛に塗料を含ませて一定方向に塗っていくだけ。初心者も簡単にできてしまいます。
肝心な事は乾燥に十分な時間を取る事だけです。
当社はまだまだ雪が降る気候ですので、3日間の乾燥時間を取りました。
ユニットは聞き慣れたDIYオーデイオ。
さて何から試聴するか?
このサイズのインプレッションはポピュラー系。
そこでボサノバの「イパネラの娘」と「ワン・ノート・サンバ」
驚いた。予想より遥かにマッチした音楽が!!!!音質を云々するのではなく、「リズム感覚」と「アクテイブな乗り」が大切。パーカッションもベースも程良い。楽しめますね。
次は音の大洪水のサンタナ
ライブに行った事の無い私が評価する資格は無いけれど….、
意識的にボリュームアップ。通常はここで音の洪水に襲われ頭がガンガン!!!
アコーステックな音の掛け合わせに恐れ慄くのですが。
しかしこのスピーカーは小さいのに凄い。音が溶け込んでいる。大砲の如く押し寄せるガンガンがすっきり分解されている。頭も痛くならない。
輪郭の明瞭さが音楽を引き締めてくれているのだろう。聴きやすい。
ブラックマジックウーマンがエキゾチックな感じでゾクゾク!!聞き惚れました。
本当に凄いぞ!!!!!音の崩れも皆無。驚きました。
次に歌謡曲
歌声の奥から見えてくる情感がすばらしい「ちあきなおみ」
「喝采」を聞きました。
残念ながら、ちあきなおみの声が前に出てこない。遠くのステージの奥の奥で歌っているような….。
元々DIYオーデイオは、ボーカルは苦手と言われていましたので当然の事か。
薄型平面スピーカーにマウントしたDIYオーデイオは、目の前で歌っている一体感が有るのに………。
ボーカルに関しては、DIYオーデイオを別ユニットに変更すればOKだろうと思う。
気分を入れ替えてオスカーピーターソン
何だか「ほっとする気分!!」。水を得た魚みたい。
小さいながらも十分に堪能できるから不思議。
最後にクラッシック
荒川静香で話題のツーランドットのアリア:誰も寝てはならぬ
今回は三大テノール歌手のホセ・カレーラスで。
出てきた音は朗々としたテノール。そしてバックの堂々たる合唱。
このスピーカーで十分かも。
不満を言えばホセカレーラスが薄い幕を通して歌っているみたい。

【総合的に】
こんな小さなスピーカーからこれだけの音が流れるのであれば十分。
市販スピーカーと比較してもコストパフォーマンスは遥かに高い。
ユニットを替えれば、また楽しめる。
低域はしっかり。箱鳴りもぼんつきも有りません。
音質は明瞭で明るい。不思議な事にホールトーン的な付帯音が有ります。
ただし立体感や音の厚みを求められるスピーカーでは有りません。
演奏者の感情を映し出すスピーカーでもありません。
筐体サイズからポピュラーやジャズ系のジャンルに適合します。
アクリルスピーカーとの違いは?
是非試聴をして判断をして下さい。
アクリルスピーカーとは使用用途が違うと思います。
SSC塗装量を記します。
MM131SS1台当たりの塗布量です。
フロント面(ロード穴部分は含まず):55cc
裏面:58cc
サイド面(左面、右面):23ccx2面
上面:30cc
下面:30cc
ロード穴面:20cc
片チャンネル計:239cc
1セット合計 :478cc

【その他の事】
実はMM131Sの試聴と同時に近日発売予定の薄型平面スピーカーのダイトーンP−610用を同時に試聴しました。
サイズ:30x60x19cmです。
音のスケールと臨場感と定位。そして微細な音を通して演奏者〔歌手も〕の感情までも
再現。
「P−610では、重低音は出ない。」「低域が甘い。」……なんて言われていましたが、とんでもない。
明瞭な中低域と落ち着いた高域。素晴らしいハーモニーとソフトなホールトーン。
それだけでは有りません。鋭い瞬発力。
過去のダイヤトーンのイメージを払拭して下さい。
ここまで変わるか!!
驚きの変貌を是非是非体感をして下さい。
驚きの<例は> 前述のサンタナCD
薄型平面スピーカーP−610マウントタイプは、サンタナを見事に鳴らし切ります。
低域のカブリ、ぼんつきは無し。重低音が事無げに明確な音程となって出るのです。
ブラックマジックウーマンには、びっくり仰天しました。
作った私がしばし呆然!!P-610は化け物か?と本当に思いました。
信じられないでしょう。が信じてください。
試聴でとことん聞き込んで下さい。
お待ちします。

【私は唯今研究中】
MDFにSSC塗料を塗ると何故音が良くなるのか???
音に関する技術者と共に、その根拠を研究解析しています。
その途上ですが
MDFの塗装有り、塗装無しでは、データー上ではとんでもない差異が見られました。   
あまりにも突飛な差異の為に一般的な公開は出来なくなりました。
MDFとSSC塗装は車の両輪である事ははっきりしました。
私としては、
この研究と同時に、「天然木に如何にSSC塗料を含浸させ音質アップを実現させるか!!!!」が大きな課題です。
漸く完成段階です。
この塗料を使うと、自宅などで保有されているスピーカーのリニューアルがより簡単になります。家庭でお蔵入りスピーカー等の機器が復活しますので、有効利用に貢献です。
しかしながら
既にSSC塗料が有りますので、「含浸促進剤の販売」のほうが良いのではないだろうか。とも思っています。
「カラー入りSSC塗料」も作って実験中ですが、私は未だ不満です。
「紙、布、金属、炭素繊維等にも塗れるユニット用SSC」が欲しいと催促を受けています。
これは完成しています。
「コンクリートやレンガ用(インシュレーターやラックに使用)」も完成しています。
これからは新品購入よりも所有品の有効活用の時代です。
有効活用をしながらグレードアップをする時代です。
是非、身の回りを再点検してオーデイオライフを楽しみしょう。

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ピアノブラック鏡面仕上げのMM-141S 3月中旬

弊社の試聴室にまた一つ新顔が増えました。
MM-141Sをベースにした、ピアノブラック鏡面塗装のスピーカーです。
ウレタン+ポリエステルの二重塗装で皮膜を厚めに仕上げました。
このピアノ塗装はSSC塗装とはまた違った音質で、ピアノの響きに良た上品な響きをもっています。
4〜5年前に同じMM-141Sでこのピアノブラックを試作したことがあります。
それにははフォステクスの8cmユニットFE83Eを取付けたのですが、同ユニットを無塗装のMM-141Sに取付けたときのイメージとは全く違った、大変美しい響きを持った上品な音質になって大変驚いたものです。
この年、横浜で開催された、A&Vフェスタにもこれを出展し好評を得ました。

しかし、ピアノ塗装自体が大変難しく、このときは製品化を見送らざるを得ませんでした。
というのは、MDF製の積層板の各継ぎ目が、鏡面塗装ゆえに目立ってしまうのです。
サンドペーパーを掛けて完全な下地処理をしても、塗装後、MDFの乾燥と共に継ぎ目部分にかすかなスジが入ってしまうのです。といっても塗膜が割れるようなスジではなく、光の反射でやっと解るくらいの微かなスジなのですが、折角の美しいピアノ塗装、やはり商品とは問題であると判断し製品化を止めていました。

しかし、その後同じく積層板を接着して作るRR-10の、各積層板の外周全てにRを取って、初めから筋を入れて、それ自体をデザインにしてしまうアイディア。
それと同じ方法でつくれば問題は解決できるはず。以前、難しいからと断わられた塗装工場に確認したらそれなら大丈夫と言われ、先月2セットを塗ってもらいました。
1セットは既にお嫁に行っており、残りの1セットを会社に置いて聴いているのですが、
この癒し系の優しい音に、ハマル人は深くハマッてしまうと思います。
現に、先日試聴に来られた方は、夕刻2時間以上もの間、殆んど会話もされずに、ずっと聴き込んでおられました。

ミニ・ロイーネと命名したいユニット、T/BW-583SAを選定して組合わせたのですが、兎にも角にも艶やかで上品な音質です。まろやかな音質で、懐の奥深い、心をやわらかく包み込んでくれる正に癒し系のスピーカーです。
楽器のイメージで説明させていただくとしたら、トロンボーンの音とお答えすれば想像していただけると思います。
心がとろけるような、甘くやさしい響き・・・実際トロンボーンのソロ演奏は大変甘くて、いつも睡魔に襲われます。
しかしやわらかいだけの腑抜けの音ではありません。グランドピアノのきらびやかさ、低域の雄大さも表現。
歯切れ良いバイオリン奏法もきちっと表現します。
エンクロージャーの外周を厚くコーティングされている為だと思いますが、無塗装のMM-141Sより低音も増しています。
積層板の全てが接着されていることも大きいと思います。

しかし、このピアノブラック鏡面仕上げはやはり難しいです。取扱いに大変神経を使います。
塗装完成後はその工場で出来上がったスピーカーを1週間ほど預かってもらいます。
塗装がある程度固まるまで触らない方が良いからです。
昔、塗装終えたばかりのピアノブラックを乗用車のクッションに乗せて帰ってきたら、そのクッションの布地の跡がサイドバッフルにくっきりと付いていたことがあるからです。
ユニットの取付けや梱包時にも大変神経を使います。
手垢の付かないように白い手袋をしての作業です。

このピアノブラックMM-141Sは今後、受注生産方式でご注文をお受けしようと思います。
後日、価格を発表させていただきます。

ユニットも黒なので、まるで「まっくろ、くろすけ」。でもリアには高級な金メッキ端子をおごりました。
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●カー用バックロードホーンシステムの進展状況   1月下旬

最近、カースピーカーで音楽を聴くことが凄く楽しみになっています。
夜、車庫の中でエンジンを掛け暖房しながら聴いている日も多いです。
車はホンダフィットですが、これには開発中のオールバックロードホーンシステムのカースピーカーが積んであり、実験を兼ねた営業車兼、試聴用のデモカーになってます。
フロントドアに埋込んだアルミダイカスト製のコンパクトなBOX型バックロードスピーカーとリアの据置き型バックロードサブウーハーBOX。
おそらく車では世界唯一のオールバックロードホーンのシステムです。
このシステムはもう数年前からこのフィットに積んで耐久性などの実験をしていたのですが、昨年の暮、このシステムのユニット全てを交換したら凄いことになったのです。

このスピーカーの共同開発者である近所のカーショップ、ガレージT・Sの店長の提案で、そのバックロードシステムのフロントをデンマーク製のVifaの8cmユニット(4Ω)に、サブウーハーをモレルから同じくデンマーク製のスキャンスピークの18センチウーハーユニットに交換したところ、驚きです。
本当にホームと同じような音質で音楽を楽しめるようになったのです。
フロントはアルミ製バックロード・エンクロージャーに入ったスピーカーなので、ドアパネルの共振が極僅か。
今までも、カースピーカーとしては考えられないほどの大変鮮明な音質だったのですが、もっと高域の伸びが欲しかったし、低域の歯切れも良くしたいと言う目的で、更に相性の良いユニットを探していたのです。

交換した フロントのVifa、8cmユニットは音楽を知り尽くした、大人の雰囲気の漂うユニットで、管楽器、弦楽器、打楽器などボーカルも含めて、苦手な楽器がなく、殆んどのジャンルの音楽をクリアします。
また、リアサブウーハーのスキャンスピークへの交換でフロントとリアのつながりと低域の歯切れが大変良くなりました。
バスドラムの皮の振動、シンバルの金属音がよりリアルになり、ジャズ演奏は聴いて大変楽しいです。
Vifaユニットはエージングが進むと共にバイオリンの高域が何とも可憐で美しく、弓のキューティクルによる歯切れ良い音が何とも軽快です。
金管楽器はMMスピーカーと同様、ホーンらしい空気の吹き抜ける流れを感じ、アコースティックギターも胴鳴りの乾いた響きが心地良い。
特にアコースティックな音楽に関しては、今までのカーオーディオとは音楽の芸術性、感動性において段違いに違っています。多くのカースピーカーの取付け実績のあるガレージT、Sの土田店長も、この音質には大満足。

ユニットをドアに直接取付ける従来タイプのカースピーカーはユニット裏面から放出される音圧の影響でドア内張りの鉄板、プラスチックやビニールレザーが一緒に共振して唸ってしまいます。
それはそれで低音の量感が増えて音が重厚、一見ゴージャスに聴こえますので多分、一般の方はこういう音にあまり不満もなく、むしろ好んで聴いておられる方も多いのではないでしょうか?
しかし、我々ホームオーディオのピュアな音質に慣れた耳にとってはどうしても音楽に浸りきれません。
ドアパネル全体から出る鈍く篭った低音、変に威圧感のある男性ボーカル、楽器の分離の悪さ。しかし、ホームのオーディオファンもカーオーディオとはそういう音なんだ、と思い込まれているので、運転しながら、何の疑問、期待もなく、聴いておられるのが現状ではないでしょうか?
しかし毎日の車での通勤、ホームと同じ音質でジャズやクラシックなどを楽しめたなら、どんなに楽しいことでしょう。

開発中のカー用バックロードシステムはドア内部に音の漏れないエンクロージャー方式のスピーカーです。ドアの純正スピーカーを取外し、そこに比較的簡単に取替えできるトレードインタイプのBOX型スピーカーです。
伸びやかで開放的なバックロード独自の空気感、開放感ある響き、ドアパネルの付帯音が無いピュアでクリアな音質。
この2つの特色で、これはもう従来のイメージのカーオーディオの音ではありません。
私のつたない文面では信じて頂けないと思いますが、本当にホームオーディオと同じ感覚で音楽が楽しめるのです。
しかもデモカーはCDプレーヤー、アンプなどのデッキは純正品そのままで、・・・です。
この、純正デッキのままで聴けるというのも驚かれます。

車内は狭くて密閉された空間なので、家の広い室内で聴くような間接音を伴うホールトーンの再生は厳しかも知れませんが、代わりに音が濃く、ある意味では、あるいは音楽ジャンルによってはホームオーディオで聴くよりも、
このフィットで聴くカーオーディオの方が音楽を熱く感動できる気がします。
そして何よりも、周りを気にせず大きな音量で聴けるのがいいですね。
それに快適な冷暖房付きで、リクライニングできる最高のチェアーで聴けるのですから・・・
今、家ではガレージにあるフィットが私の夜のオーディオルームになっています。
ここなら誰にも気兼ねが要りません。夜でもそこそこ大きな音で聴けます。

最近、MMスピーカーの試聴に来られたお客様には必ずフィットの運転席で試聴して頂いているのですが、皆さん「これはカーオーディオの音ではない」と一様に驚かれます。
VifaとScan Speak、このユニットの組合せで全国展開の準備を進めています。
只今、このバックロード・カースピーカー単独のホームページも製作中です。
ご興味のおありの方、是非このオールバックロードのカーオーディオも聴きに来てください。

まだ内部構造は公開できませんが、直径13cm、奥行9cmのコンパクトな筒型BOXの内部に空気室、全長45センチほどのホーンロードを有する小さくとも本格的なバックロードホーンです。
信じられないほどの音圧と低音が・・・
(PAT・P)
サブウーハーBOXにはScan Speakの18cmウーハーユニットを装着。
大変締りの良い低音でフロントとのつながりも良く、ウーハーの存在を感じさせません。
(PAT・P)
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