予定外のホビーショー見学に時間がかかってしまい、有楽町のハイエンドショー会場に着いたのは3時近くになってしまいました。会場の交通会館はJR有楽町駅から歩いて0分、ほんの目前、近代的な建物で新しくどこも見てもきれい。イメージ的に音楽も新鮮に聴こえるような気がしました。
試聴の方法は真空管フェアーと同じで各ホールに数社づつのブースがあり、各々30分交代で音出をしていました。
ホールはたっぷりと余裕のある広さで、カーペットも敷かれていたので音響的にも良かったです。
入った時間が遅かったので入場者はそう多くはなかったですが、そのお客様の顔ぶれは若い方が多いように見受けられました。

受付が無いので、なんか肩透かし。受付が無いので、なんか肩透かし。

六本木工学研究所さんのデモ。他社のトークを聞かせて頂くのも参考になります。

興味を引かれたのは、この信楽焼きの球体スピーカー。多孔質のセラミック(信楽焼き?)の無数の
気孔から背面音を放出されるというスピーカーで、点音源無指向性スピーカーという音響理論。
試聴では確かに背面からも音が放出されているようで、音圧を上げなければ密閉とは思われない
抜けの良い音でした。
アルテック総代理店の潟oラッドさんのコーナー。
最近はアルテック以外のメーカーのユニットも取り扱われている。
メーカー名は忘れましたが、写真のユニットは確かドイツ製のフルレンジ。

ハイエンドショーの名に相応しい、QUADRALという独メーカーの高級スピーカーも参加。
すでに試聴タイムは終了しており、音は聴けませんでした。

サイレンとブースでのCDソフトやアクセサリーの販売コーナー。

試聴タイムを全て終えて、閉会までのくつろぎのひと時。
3日間で30分づつ7回、1社あたり合計3時間半しか音出しが出来ない。
午前中に広いビックサイトを昼食も食べずに歩き続けたので、午後になってから足が棒のように重い。
5時近くに会場を出て駅前の中華で一人、午後のブランチ。新幹線まで時間があったので、時間つぶしに町に出たら何故かオシャレなお店ばかり。
良く考えたら有楽町は銀座なんだった。ちょうど歩行者天国だったので棒足を引きずって銀ブラを楽しみました。
ちょうど山野楽器の本店があったので、中に入って弦楽器のコーナーで買う気もないのに女性店員とバイオリン談義を楽しみました。
夕刻9時に燕三条駅に着いたのですが、家には帰らずそこから会社へ直行。
ハイエンドショーの会場で密閉やバスレフばかり聴いていたらバックロードの音がどうしても恋しくて・・・・。
すぐにアンプに火を入れてMMスピーカーでお気に入りのスコット・ハミルトンのマイ・フーリッシュ・ハートを聴いた。
船の汽笛のように心地良く吹き上がるテナーサックス、その音の抜けが断然違う。
高域はきらびやか、低域はドシッと腰のあるピアノの音、軽快に叩かれるドラムの皮の質感がやはり違う・・・・音の抜けが、生っぽさが・・・。
根本的に箱から出ている感じの音ではない。
目の前の箱は何のために存在しているのか?・・・・とにかく空中に音のステージが浮かび上がる。
カーブ音道のMMやWCWのバックロードは基本的にBOX方式ではなく、サックスのようにチューブで響かす管楽器。
四角い箱の形はしているが、その中にサックスホーンのような曲線を描くチューブが入っている。
そのチューブの出口は広く開放されているので、音が塞がれず、そのため箱の中で音が篭らない。
抜けが良く開放的な音。根本的に従来の方式とはまったく違う方式と言ってよいのかもしれません。
(続く) |